
男性の薄毛対策には様々な商品が販売されており、多くの男性が薄毛に悩み、効果的な商品を探している一方で、広告や情報に振り回されることも少なくありません。
そこで、本記事では商品を効果を、研究などから得られた知見と共に書いて行きたいと思います。
少しでも男性が薄毛対策商品を選ぶ際の参考になると幸いです。
薄毛に効くシャンプーやオイルは存在しない

ではまず、薄毛用シャンプーの研究をいかくつか参照して、その研究結果の要点をまとめると、以下のようになります。
- 薄毛効くとして販売されているシャンプーは多いが、その効果を支持する臨床試験は限られており、マイアミ大学の研究では、「髪を太くする」・「毛髪のボリュームを出す」と宣伝しているシャンプーの中には、髪をコーティングして髪が増えたように見せるだけで、実際の髪の太さ(直径)や本数(密度)を増やすわけではないものが多い事実が指摘されている。
- 「毛根を詰まらせる皮脂、脂肪酸を取り除く」・「髪の弾力を増やして切れ毛を防ぐ」と宣伝しているシャンプーも多く、おもにオイラクサ、ノコギリヤシ、グレープフルーツエキス、ホップ、ペパーミント精油などが含まれている。ただし、ジョージ・ワシントン大学などのチームが行った研究では、過剰な皮脂が薄毛を引き起こすという証拠はなく、このタイプの商品に査読論文があるケースはゼロだった。
- ナイアシン、ビオチン、アルガンオイル、ローズマリーオイル、ハイビスカスなどを含む製品が、「痩せた髪を太くする」と称して売られることがある。しかし、査読論文は存在しないし、メーカーが提示するデータを見ても、このシャンプーで抜け毛が減ったのは22.6%の参加者のみで(しかも統計的に有意ではない)、この製品によって髪の太さが改善したと答えた参加者はわずか33.3%に過ぎなかった。
以上から分かることは育毛シャンプーは正確なデータはなく、存在しても効能は限定的だということです。
さらに、薄毛に効くとされるオイルについて併せて見てみましょう。
いくつかの育毛のシャンプーやオイルに関する研究を簡単に要約すると、「育毛に効くシャンプーもオイルもない」という結論になります。
- CBD:2021年の研究では、CBDローションを6ヶ月使った参加者は、男性型または女性型の薄毛に悩む男女の毛髪の本数が有意に増えました。ただし、この試験では、プラセボを設けていないため、有用性については不明。
- ローズマリー油:イランで行われた試験では、男性型脱毛症の男性100名に約4年間の試験を行い、1mLのローズマリーオイルを1日2回ずつ6ヶ月間頭皮に塗ったところ、頭皮の毛数がわずかに増加(約6%)したそうです。ただし、こちらもプラセボを設けてないので、この結果の有効性は不明。
- カボチャ種子油:女性型脱毛症の女性60名(平均年齢32歳)を対象とした研究では、1日1回1mL(小さじ約0.2杯)の種子油を3ヶ月間頭皮に塗ったところ、ベースラインに比べて毛の数が増えたそです。ただ、この試験では「同量の5%ミノキシジルを塗ったほうが効果的」という報告されています。
- ひまし油:ひまし油はビタミンEとリシノール酸が多いので、新しい血管の形成を増やして頭皮の炎症を抑えると考えられております。しかし、ミネソタ大学の調査によれば、脱毛に対するひまし油の使用を支持する臨床証拠はない。
- ブラックシードオイル:脱毛や抜け毛に悩む女性20名(平均年齢36歳)を対象にした研究では、ブラックシード精油0.5%、グリセリン3%、ラベンダー精油0.4%、アルコール60%含有2mLを1日1回3ヶ月間使用した女性の90%は髪の毛密度が増加しました。ただ、統計的有意性は分析されていないという問題がある。
薄毛に効くサプリはない

「育毛に効果のあるシャンプーやオイル」が無ければ、「薄毛に効果のあるサプリ」も存在しません。
ところが、世間で売られている育毛関連のサプリには、以下のような効能があるそうです。
- ノコギリヤシエキス+β-シトステロール:β-シトステロール植物性ステロールの一種。こいつをノコギリヤシエキスと組み合わせると、男性型脱毛症に有効かもしれないという予備的な証拠があります。実際の研究でも、サプリメントを摂取した男性10人中6人に改善が見られたとのことなんですが、研究規模が小さすぎるため、統計的に有意なものとはみなされていません。
- カボチャ種子油:1日400mgのカボチャ種子油を5ヶ月間使った調査では、プラセボと比較して30%発毛が促進されたました。しかしデータの数が少なく、宣伝するほどの効能があるのかは不明。
- システイン/アセチル-システイン:1日500mgで、ストレスによる一時的な脱毛を改善すると報告されてますが、この結果を支持する証拠はない。
- *ビビスカル:ビビスカルは複数の成分を組み合わせた育毛サプリメントで、日本のクリニックでも扱われることのある商品で、いくつかの小規模な試験で、薄毛の改善が示されています。
ただし、ビビスカルについてはいくつかの問題があり、それが下記のようになっています。
- すべての研究が、同じ研究者によって実施されている。
- すべての研究が、ビビスカルを販売しているライフスツーグッド社から資金提供を受けている。
- 比較研究が不足しているため、ビビスカルがミノキシジルなどの育毛剤と比較して有効か不明。
- 実施された研究のほとんどは、3ヶ月~6ヶ月間しか使用していないので、長期の安全性は不明。
データがあるのは間違いないですが、規模も小さくバイアスの影響が大きいと予想されますので、使用を進めるようなレベルでありません。
*ビビスカルについては、下の項目でさらに詳しく話します。
というわけで、現時点で薄毛に効くサプリは存在しないのですが、薄毛については「特定の栄養素が足りないだけは?」という可能性もあるので、併せて見ていきましょう。
- 鉄分:鉄分が足りない人は脱毛が起きやすくなります。そのため、鉄分のサプリを飲むことで脱毛が回復する可能性もあります。ただし決定的な証拠があるわけではないので、おすすめはしていません。
- 亜鉛:亜鉛の不足も、びまん性の脱毛と関連しています。しかし、甲状腺機能の低下の影響で発生している可能性もあるため、その場合はまず甲状腺から先に対処したほうがよいでしょう。
- ビオチン:ビオチンも髪に良い成分と言われ、育毛サプリの成分としてよく使われています。欠乏していない人がビオチンを摂取しても意味がありません。また、ビオチンを大量に摂取すると、特定の薬や病院で行われる検査に支障をきたす可能性があるので、ビオチンを摂取する場合は、医師への相談が必要です。
薄毛に効くサプリは無く、現状ではミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドのいずれかを使用するのが最適解だと考えられます。
「ビビスカル」には効果があるのか?

上記では「ビビスカル」について否定的なことを書きましたが、実際、AGAクリニックでも普通に採用されているサプリです。
某クリニックいわく「臨床試験でも有効性が証明されており、6ヶ月で80%の患者さんの毛が生えた」ようです。
そこで実際に成分を調べて見たところ、ビビスカルには以下のようなものが含まれているそうです。
- AminoMar 450mg
- ビタミンC 59mg
- ナイアシン 12mg
- ビオチン 120μg
- 鉄分 10mg
- 亜鉛 11mg
- リンゴ抽出物粉末 80mg
- トクサ抽出物 36.7mg
- 粟粒抽出物 7.5mg
「AminoMar」とは「サメの軟骨+牡蠣パウダー」とのこと指しています。
「トクサ」はマウス実験で炎症を抑える効果が報告され、頭皮の炎症で薄毛が起きるケースは多く、その問題を解決するのではないか?と考えられています。
粟粒については特に炎症に効くという話もないので、どのような効果を期待しているのか不明です。
では、肝心のビビスカルの具体的なデータをみると以下のようになります。
(AGAクリニックのサイトでは13件のデータが引用されてますが、査読論文ではないものは除外しました。)
- 1992年実験、40人の若い男性が対象の実験。そのうち半数に6ヶ月ほどビビスカルを使ってもらったら、硬毛が38%増えていた(プラシーボは2%)。
- 2012年実験、21〜75歳の女性15人が対象。うち10人にビビスカルを使ってもらったら、6ヶ月で毛量が増えて、髪と肌のツヤも良くなった(プラシーボ群は毛量が低下)。
- 2015年実験、21~65歳の女性60人が対象。ビビスカルを1日2回ずつ飲み続けたところ、髪の量が増えた・抜け毛が減った・人生の満足度が増えたという変化が起きた模様。こちらの実験期間は3ヶ月になっております。
以上の結果を見たところ、ちゃんとした内容の実験ではあるようですね。
惜しいのは実験にビビスカルの会社が資金の提供をしているという点ですが、研究自体はデザインも正確であるため、他の育毛アイテムよりはマシと言えるでしょう。
ただ現時点でもミノキシジルとプロペシアが優勢なため、まず最初に選ぶなら、そちらからだとは思います。
その上で、効果を促進させるために使うのはいいんじゃないでしょうか。
注意点としては、あくまでビビスカルは抜け毛を促進する栄養不足を補ったり、頭皮の炎症を抑えてくれる効果が期待されています。しかし普段から健康的な食事と運動をしている方であれば、意味がない可能性は十分にあります。
最も薄毛に効くアイテムはプロペシア

薄毛に効くといえば、ロゲインかプロペシアが定番でしょう。
近年では低出力レーザー治療などにもFDA(アメリカ食品医療品局)が認可を出しています。
まずは上記の3つを押さえておくのが薄毛治療の基本だとも言えるでしょう。
さらに育毛について気になるのは、「実際にどれぐらい効果があるのか?」という点ですね。
いくら宣伝では効くとは言われても、実は統計的に微妙な差しかないケースはよくあります。
ニューファンドランドメモリアル大学の研究では、過去の育毛実験から、質が高い23件のデータをまとめたメタ分析を行いました。
具体的には、以下の育毛法がチェックされました。
- 男性にミノキシジル(ロゲイン)5%
- 男性にミノキシジル(ロゲイン)2%
- 女性にミノキシジル(ロゲイン)2%
- 低出力レーザー療法
- 男性にフィナステリド(プロペシア)1mg
その調査結果はすべての治療法はプラシーボより効果があるそうです。
下のグラフは「実際に髪はどれだけ蘇るか」を示したものです。

- ロゲイン5%を1日2回=1cm²あたり14.94本
- ロゲイン2%を1日2回=1cm²あたり8.11本
- プロペシア1mgを1日1回=1cm²あたり18.37本
- 低出力レーザー=1cm²あたり17.66本
フィナステリドが1位で、低出力レーザーが後を追う状態になってますね。
ただ注意点もあり、以下のような違いも理解しておかなければいけません。
- プロペシアは男性型脱毛症にしか効かない
- ロゲインと低出力レーザー治療は他の脱毛にも効く
プロペシアは男性ホルモンの異常による薄毛(女性でもPCOSなどで起きる)にしか効かず、栄養やカロリー不足で起きる脱毛(特に亜鉛とかB12あたりがありがち)には意味がないです。
その点で、ロゲインと低出力レーザーは頭皮の血流にも作用するため、様々な原因に効く可能性があります。
最近は低出力レーザー治療を行うクリニックも増えてきましたが、ヘアマックスのブラシなども23週間のRCT(ランダム化比較試験)で良い結果が出ています。
育毛に効く治療薬ベスト5選

「デュタステリドが良い」とか「ミノキシジルが良い」というデータ自体はありましたが、治療を効果順にならべたものはありませんでしたので、その点についてトロント大学は効果順に並べてくれました。
まず研究チームは、23件の先行研究をベースに分析を実施して22歳~42歳の男性を対象にしたテストの効果をまとめたところ、結果は以下のようになりました。
治療開始から24週間の総毛髪数の効果は以下の順番に、総毛髪数の増える平均量が多かったんだそうな。
- 1番手はデュタステリド内服薬0.5mg/日
- 2番手はフィナステリド内服薬5mg/日
- 3番手はミノキシジル5%配合剤(外用薬)
- 4番手はデュタステリド内服薬0.1mg/日
- 5番手はフィナステリド内服薬を低用量(1mg/日)
- 最も有効性が低いのはミノキシジル内服薬0.25mg/日
そして48週間における総毛髪数の効能トップはフィナステリド5mg/日でした。
全体的にはデュタステリドとフィナステリドが強い印象です。
これについて調査を行った研究チームは以下のようなことを述べています。
- デュタステリド0.5mg/日
- フィナステリド5mg/日
- ミノキシジル5mg/日
- フィナステリド1mg/日
- ミノキシジル5%外用
- ミノキシジル2%外用
- ミノキシジル0.25mg/日
- 上記の順に効果が高い可能性がある。
ただし研究チームは「有効性のみで治療薬を評価してはいけない」とも述べております。
デュタステリドは他の薬剤よりも有効性が高いかもしれないが、副作用もより多い可能性がある。
デュタステリドは性欲減退や勃起不全の問題が挙げられますので、安易にオススメはできません。
また男性の薄毛は様々な手段を組み合わせて使うのが普通であり、フィナステリドとミノキシジルがセットになるケースも多く、レーザー治療などを行うとなど幅広いです。
さらに育毛は1種類の治療薬だけを使ってハッキリとした変化が出るケースは少ないため、状況次第ではお医者さんの判断も必要な場合もあります。
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