【初心者向け】Stable Video Diffusion基本ガイド:無料動画生成AIの活用法

 今回はstability AIからリリースされている無料の動画生成AI、Stable diffusion 3を紹介します。

 stability AIといえば、画像生成AIやStable Video Diffusionも非常に人気ですが、この記事ではその最新バージョン、Stable Diffusion3についても触れたいと思います。

Stable diffusion 3について

 まず、Stable diffusion 3は画像を生成するサービスで、現在ウェイティングリストを受け付けています。

 このリストから登録すると、先行して利用することが可能です。

 Stable diffusion 3では画像生成のクオリティが大幅に向上しており、文字入力が非常に正確に反映されます。

 サンプル画像では、リンゴやバスに書かれた文字が非常に綺麗に映っていることが確認できます。

Stable Video Diffusionの紹介

 Stable Video Diffusionについてですが、このサービスは2024年3月22日現在、無料で使用可能です。

 他の動画生成AI、PICAやRAMWARE ResearchのGEN2は基本的に有料ですが、Stable Video Diffusionは無料で利用できる点が大きなメリットです。

利用方法

 Stable Video Diffusionの利用方法は簡単です。

 Googleアカウントでログイン後、テキストから動画を生成するか、画像から動画を生成するかを選択し、動画を生成します。

 例えば、「鮮やかな海に沈む夕日」をテーマにした動画を生成することができます。

 アカウントを作成すると、初めに150クレジットをもらえ、動画を生成するのには11クレジットを使用します。

 基本的には無料で使えるようになっていますが、将来的に料金が変更される可能性もあります。

クオリティと他サービスとの比較

 Stable Video Diffusionで生成された動画のクオリティは非常に高く、他のサービスと比較しても良好です。

 しかし、OpenAIがリリース予定の動画生成AI「Sora」と比較すると、そのクオリティの高さには及ばないかもしれません。

 それでも、Soraはまだ利用できないため、現状ではStable Video Diffusionが非常に有用な選択肢であると言えます。

料金設定

 Stable Video Diffusionは、毎日もらえるクレジットの範囲内であれば無料で利用できます。

 もし、より多くの動画を生成したい場合は、追加のクレジットを購入することが可能です。

 料金は、3000クレジットで50ドル(約7500円)となっており、比較的良心的な設定です。

 他のサービス、例えばPika LabsやRAMWARE ResearchのGEN2はサブスクリプションモデルを採用していますが、Stable Video Diffusionは買い切りでクレジットを購入できる点が魅力です。

まとめ

 Stable Video Diffusionは、現状で利用可能な中では、Pika LabsやRAMWARE ResearchのGEN2に比べてクオリティが高く、非常に使いやすいサービスです。

 料金設定も利用者にとってはありがたいポイントですが、OpenAIのSoraとの比較ではやや見劣りするかもしれません。

 しかし、Soraはまだリリースされておらず、利用できないため、現段階ではステーブルビデオディフュージョンが最良の選択肢と言えるでしょう。

 動画生成AIの技術は日進月歩で進化しており、Stable Video Diffusionも今後さらに注目されると思われます。

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