生成AI(ChatGPT)で手軽にブログ記事を生み出す!検索意図の調査

 突然ですが、もうブログ記事のネタに悩む必要はありません!って言ったら驚きますか?

 実際、嘘ではありません。最近、急速どころか指数関数的に進化している生成AIの力を借りれば、我々が苦労を重ねていた検索意図の調査なども1時間以内に完結することができます。

 この機会にChatGPTを活用して、手軽に素晴らしいブログ記事を作成しませんか?

 なんと記事では、検索意図と調査法を駆使して、あなたのブログが読者に愛されるヒット記事になる方法をプロンプトも無料のセットで公開します。

 是非ChatGPTでプロンプトを活用してください!

 驚くほど手軽にクオリティの高いコンテンツを手に入れましょう。

 ブログの未来が変わるかもしれません!

ChatGPTの役割と人間の役割を分ける

 まず早速ですがChatGPTでブログ記事を作成するには、以下ような点を守ることが重要です。

  • 原則「感情を込めるところ」と「情報の硬度と鮮度が必要なところ」は人が担当する
  • ChatGPTは「感情表現」・「事実に基づいた記述」・「最新情報の取得」の3つが苦手
  • 上記の3つを要するところを人が確認・加筆すると、ブログの記事の質が担保される

 正しくChatGPTを扱えないと、毒にも薬にもならないブログ記事を大量生産してしまい、Googleからの評価は大きく下がってしまいます。

ChatGPTでニーズを探る

ここからは、プロンプトを使って具体的に内容を記述していきます。

まずプロンプトで調べたい内容を入力後、出力された回答について注意するべき点は以下の通りです。

  • ユーザーがどんな悩み・欲求を持っているか?
  • 具体的に何がしたいのか?
  • どのような状態になりたいのか?
  • 実現したい期限やタイミング

 これらのポイントがズレていないかChatGPTの出した回答をチェックしましょう。

キーワード「●●」で検索するユーザーの現在の状態と実現したいこと(願望)をそれぞれ挙げてください。また、「いつまでに実現したいか」「どのような状態になりたいのか」も具体的に記述してください

<検索ユーザーのニーズを探るプロンプト>

ChatGPTのズレた回答への対処法

 ChatGPTにプロンプトを入力したが、出力結果にズレが生じてしまった場合、ユーザーの状態をあなたがその場である程度推測し、以下のプロンプトを入力してください。

 検索ユーザーは「××の人」です。

 上記を踏まえて、キーワード「○○」で検索するユーザーの現在の状態と実現したことを(願望)をそれぞれ挙げてください。

 また、「いつまでに実現したいか」・「どのような状態になりたいか」も具体的に記述して下さい。

<修正プロンプト>

 このプロンプトを入力すれば軌道修正が可能となります。

ニーズを分類する

 実際にChatGPTから回答を得られたら、そのニーズをプロンプトで分類することが重要です。

  • 主な理由は、ユーザーの望む行動を具体化するためです(悩み・欲求のために何をしたいか)

上記のユーザーの状態と実現したいことを踏まえて、キーワード「●●」の検索意図を以下の4つに分類してください。

分類

1 知りたい(Knowクエリ)

2 行きたい(Goクエリ)

3 やりたい(Doクエリ)

4 買いたい(Buyクエリ)

条件

分類の根拠を提示してください

分類した検索意図に該当しない場合は「該当なし」と記述してください

もっともキーワードと関連性が高い検索意図はどれか示してください

<ニーズを分類するプロンプト>

ChatGPTが間違い分類をする

 ChatGPTは間違った分類をしてしまうことがあります。

 例えば

 キーワード「筋トレ 今日から」

 知りたい(Knowクリエ):

 ・ユーザーは今日から筋トレを行うための情報を得たいと考えています。

 やりたい(Doクエリ):

 該当なし

 Doクエリが無いのは誤りです。

 その理由は、「筋トレ 今日」と検索するユーザーは筋トレを今日からやりたい人だと言えるからです。

 この場合、改めておかしいと感じた部分の修正を以下のように促す、プロンプトを打ち込む必要があります。

「知りたい(Knowクエリ)/行きたい(Goクエリ)/やりたい(Doクエリ)/買いたい(Buyクエリ)」が不適切です。

以下に修正してください。

(ここにあなたが修正した内容を箇条書きで記述する)

<ニーズの分類を修正するプロンプト>

ChatGPTで解決方法を出す

 ここで紹介するプロンプトで調査するのは以下の2つです。

  • ユーザーニーズの深堀
  • 検索ユーザーに適した解決方法

 これらを調査することで顕在ニーズ・潜在ニーズのズレをなくします。

 ここで「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」について説明します。

  • 顕在ニーズ:ユーザーが自覚しているニーズ
  • 潜在ニーズ:ユーザーが自覚していないニーズ

キーワード「●●」の①Knowクエリ②Goクエリ③Doクエリ④Buyクエリをそれぞれ「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」に分類し、その解決方法を提案してください。

出力例

顕在ニーズ:

【行きたい(Goクエリ)】

・USJに行きたい

【解決方法】

・USJへのアクセス方法を教える

潜在ニーズ:

【知りたい(Knowクエリ)】

・USJ内や周辺の人気グルメ店が知りたい

【解決方法】

・USJ内・周辺のおすすめ飲食店を紹介する

<ニーズから解決方法を引き出すプロンプト>

潜在/顕在ニーズのズレを修正

 こちらもChatGPTで出力されるものは、やはりズレが出てしまうことがあります。

 ただ、そのたびに再入力を繰り返すのは時間の無駄になりかねないので、直接間違っている箇所を修正するプロンプトを入力します。

「顕在ニーズ」を以下に修正してください

顕在ニーズ:

(ここに修正案を箇条書きで書く)

上記を前提に再度解決方法を挙げてください

<「顕在ニーズ」を修正するプロンプト>

「潜在ニーズ」を以下に修正してください

潜在ニーズ:

(ここに修正案を箇条書きで書く)

上記を前提に再度解決方法を挙げてください

<「潜在ニーズ」を修正するプロンプト>

参考文献

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