東京の名店TRATTORIA SICILIA(トラットリアシシリア)にお邪魔してきました。

 今回はテレビでも紹介された、東京文京区のイタリアの多彩なおつみまみとシチリアワインが楽しめるアペリチェーナ専門店「TRATTORIA SICILIA(トラットリアシシリア)」を訪れました。

 事前に電話予約をした時に声から感じた印象は「人当たりは良い腕利きシェフ」というものでした。(とにかく、声から優しさが滲み出てきていました)

 予約時間に合わせて行動していたのですが、予定よりも早く現地についてしまったので、外で開店まで待機していたらお店の人が開店時間前にも関わらず、店の中へ温かく迎え入れてくれました。

 店内にある調度品は、イタリアをイメージした品々を集めたのか、実際に本場イタリアで生産されたものを展示しているのかは分かりませんが非常に独特な絵柄のお皿が多数並んでおり、それ単体でも販売すればミハーなアート好きの人は購入するのではないかと思いました。

  自分の座った席から撮影したものですが、厨房の奥の方で青い帽子をかぶっている人が店長兼シェリフの方です。

 このお店で提供されている料理はApericena(アペリチェーナ)で、これは本場イタリアの食事形態で多種多様な前菜たちとドリンクのセットメニューのことを指しているそうです。

 またアペリティーヴォ(食前酒タイム)+チェーナ(夕食)の掛け合わせで、食前酒タイムに出るおつまみと、たっぷりの前菜(20種類以上)の盛り合わせで、お酒と供にゆっくり食べながらお楽しみのが一般的だそうです。

 イタリア・シチリア島で料理長を経たシェフが、ハムやパン・チーズ等の食材だけでなく、盛り付け用の小皿まで可能な限り手作りしているだけあって、期待がもてそうです。

  実際に出てきた最初の3品は、こんな感じです。一応、一品一品に説明が入りますが凡人の私には味さえへ良ければ特に気にしないという精神があるため、とにかく実食あるのみでした。

 いくつか食べて見た感想としては、上の写真の奥にあるカルパッチョがほどいよい酸味と塩気のある淡白な魚の切り身は、私の舌も満足しました。

 次に出てきた料理は、事前に注文していたワインなどと共に頂く料理でした。手前のスライスされたお肉は全て同じように見えて、ブタや牛の切り身が使われたおり、それぞれの風味を味わいつつ、奥にあるモツァレラとポテトチップスで口直しをすることで、一品一品をしっかりと噛みしめながら食事を満喫しました。

 最後には、怒涛の料理ラッシュで視界に入りきらない量の食べ物が運ばれてきました。

 この店ではお料理の内容がおまかせですので、苦手な食材、アレルギー、ボリュームに不安のある方はご予約時に相談することができます。

 私は特に苦手な食べ物はありませんでしたので、全て美味しくいただくことができました。茄子のグラタン焼きのような料理が特に美味しかった印象が残っています。

 最初は、少しおなかを満たせる程度の料理が出て来るのかな?と考えていましたが、実際はその想像を超えるおいしさと量を楽しめたので良かったです。

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